地方国公立大受験 -共通テストが合否の鍵!-
昨今の景気低迷により国公立志望者は増えているものの実際に国立大学を受験する生徒はそれほど多くはありません。その理由に、国立大学は共通テストの科目が文系で5教科7-8科目、理系で5教科7科目と多く、全科目習得できずに途中で公立大や私立大に切り替えてしまう生徒が多いです。しかも、国公立大学の2次試験は筆記試験のところが多く、マーク式の私立大学の魅力に負けてしまいます。基本的には、国公立大と私立大で比較した場合、同じ大学ランクにおいて問題の難易度は同じですが、記述である分やや難しさが感じられます。国公立大学の受験者には、私立大対策に別途記述の対策が必要です。国公立大受験は、学力の習得と記述の練習を行いますが、記述対策は後半に行います。 また、文部科学省の方針で私立大学が定員厳守傾向にありGMARCH以上の大学が合格しづらくなっており、そのため北海道大学や千葉大を第一志望校に考えていた学生が、入試直前にランクダウンをしてくる傾向があり、国公立のレベルもやや難化傾向にあります。