STEM医進ゼミナールの塾長日記

群馬県前橋市・高崎市を中心とする進学塾&予備校『STEM医進ゼミナール』。医学部や看護学部、理工系大学、高校受験、高卒認定、不登校支援も対応。

医学部医学科受験 -基礎力とスピードが必要-

群馬県前橋市・高崎市・伊勢崎市を中心とする個別指導塾&予備校『STEM医進ゼミナール』。桐生市、みどり市からも通われています。

医学部医学科受験 -基礎力とスピードが必要-

 医学部は近年志願者数が増加傾向であり、新設大学もでてきましたが、ここ2~3年は受験者数が減少し落ち着いてきました。しかし、どの大学も高倍率で大学入試の中で(旧帝大よりも)最も入りにくい学部だと言えます。また、他学部のボーダーが6割平均なのに対し医学部は8割ボーダーが多いです。入試問題の難易度ついては理工学部の方が難しく、医学部は基礎力が重要になります。また、数学については私立医は数学3の比重は大きく、教科書レベルはもちろん、それ以上の力も必要です。特に極限・微分積分の計算問題は完璧にしておきましょう。国公立医は数学1A2Bの基礎力が必要です。物理・化学も基礎力が必要とされますが、大学によって難易度は異なりますので、各大学の特徴別の対策が必要です。英語は、ネイティブでも理解できないような専門性を要することがあります。英単語はもちろん日本語としての語彙力や医学的知識も高めておく必要があります。全体的には、暗記量が多い学部です。おそらく医者という職業は、日々暗記量が多くその処理速度等が要求されるため、このような入試傾向なのではないかと考えられます。  また、国公立大学を目指している受験生は、5教科7科目の総合得点率を85%以上にする必要があります。そのため、早めの段階から古文漢文の習得を進めています。